スクラッチプログラミング - でんしゃをはしらせよう
線路(せんろ)にそって電車(でんしゃ)をはしらせましょう。電車(でんしゃ)にセンサーをとりつけて、線路(せんろ)からはみださないようにうごかします。いろで確認(かくにん)するセンサーなので、プログラムは簡単(かんたん)です。
サンプルさくひんをみてみよう
今回(こんかい)は、線路(せんろ)をはしる電車(でんしゃ)のプログラムを紹介(しょうかい)します。
(みどりのはたをおして、スタートです。プロジェクトは、ScratchのPyxofyページでもごらんになれます。)
でんしゃをはしらせる
電車(でんしゃ)をはしらせるために、「ずっと」ブロックと「()ほうごかす」ブロックをくみあわせましょう。
- ずっとうごかしつづける
でもこのままだと、まっすぐにしかうごきませんね。線路(せんろ)がカーブしていても、それにそってうごくようにします。そのために、電車(でんしゃ)にセンサーをとりつけますよ。
センサーをつくる
センサーは、電車(でんしゃ)の前方(ぜんぽう)にとりつけます。いろちがいのセンサーを2つつくってください。
でんしゃのむきをかえる
電車(でんしゃ)が線路(せんろ)のうえをはしっているかどうかを確認(かくにん)できるようにプログラミングしましょう。そのために、センサーの「いろ」をつかいます。線路(せんろ)からはみだしそうになったらセンサーがはたらいて、電車(でんしゃ)のむきがかわるようにしますよ。
でんしゃのひだりがわ
電車(でんしゃ)のひだりにあるセンサーが、線路(せんろ)の外側(そとがわ)のいろにふれたなら、みぎへむきをかえます。
- いろで確認(かくにん)して、むきをかえる
でんしゃのみぎがわ
電車(でんしゃ)のみぎにあるセンサーが、線路(せんろ)の外側(そとがわ)のいろにふれたなら、ひだりへむきをかえます。
- いろで確認(かくにん)して、むきをかえる
うごいている途中(とちゅう)でむきがかわるときは、最初(さいしょ)のむきを指定(してい)しておきましょう。
- 「90どにむける」を追加(ついか)する
電車(でんしゃ)が線路(せんろ)にそってはしるようになりました!でも、センサーがみえたままだとヘンですよね。
センサーをかくす
センサーをみえないようにかくして、電車(でんしゃ)をはしらせましょう。そのためには、センサーのついていないコスチュームをつくりますよ。
- 「コスチューム1」を複製(ふくせい)して「コスチューム2」をつくる
- 「コスチューム2」のセンサーは削除(さくじょ)する
「ずっと」ブロックのなかに、コスチュームのブロックを2つ追加(ついか)してください。
- 一番(いちばん)うえ:センサーのある「コスチューム1」
- 一番(いちばん)した:センサーのない「コスチューム2」
くりかえしのブロックのなかで、複数(ふくすう)のコスチュームブロックをつかうと、一番(いちばん)したのコスチュームだけが表示(ひょうじ)されますよ。
プログラムかんせい
センサーがみえない状態(じょうたい)で、電車(でんしゃ)がはしるようになりました!
こんなときどうする?
「センサーをつけてプログラミングしたのに、電車(でんしゃ)が線路(せんろ)からでていってしまう!」
電車(でんしゃ)がカーブをまがりきれずに、線路(せんろ)からはずれてしまうことがあります。そんなときは、電車(でんしゃ)のスピードをおそくしてみてください。
また、かえる角度(かくど)がちいさすぎると、カーブをまがりきれない場合(ばあい)があります。かえるむきのおおきさを調整(ちょうせい)してみましょう。
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まとめ
今回(こんかい)は、線路(せんろ)をはしる電車(でんしゃ)のプログラムを紹介(しょうかい)しました。
このプログラムをしっていると、「道路(どうろ)にそって、くるまをはしらせる」、「みちにそって、動物(どうぶつ)をあるかせる」など応用(おうよう)できますね。
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