スクラッチプログラミング - 上から見たジャンプゲームのつくりかた

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サンプルさくひんであそんでみよう

今回(こんかい)しょうかいするのは、上から見おろしてあそぶジャンプゲームです。

  1. 画面(がめん)のどこかをタップ(クリック)すると、ボールがジャンプする
  2. 水におちたらゲームオーバー

(プロジェクトがひょうじされないばあいは、ScratchのPyxofyページをごらんください)

このきじをよむとわかること

  • 上から見たジャンプのうごかしかた
  • ブロックていぎのつかいかた

上から見おろすジャンプゲームをつくろう

水にういているはっぱにボールをジャンプさせるゲームをつくってみましょう。

  1. はいけいをえがく
  2. はっぱをプログラミングする
  3. ボールのスプライトをよういする
  4. ボールをジャンプさせる
  5. ボールをはっぱにのせる
  6. ゲームをとめる
  7. 大きさとコスチュームをリセットする
  8. ブロックていぎでプログラムをわかりやすくする

スタートするばしょ」、「」、「ゴールするばしょ」を、それぞれちがういろでえがきましょう。

水の上に3つの「はっぱ」をうかべて、よこにうごかしましょう。

スプライトをよういしよう

  • コピーして、おなじはっぱを3つよういする

ずっと、よこにうごかそう

  • さいしょのいちをきめる
  • ずっと、よこにうごかしつづける

3つのはっぱがバラバラにうごくようにしますよ。座標(ざひょう)をかえて、のこりの2つもおなじようにブロックをくみあわせてください。

【はっぱ2】

【はっぱ3】

3つのはっぱが、よこにうごきつづけるようになりました!

ボールをジャンプさせながら、ゴールのほうへうごかしましょう。

  • ボールをスタートのばしょにおく

さいぜんめんへいどうする」ブロックは、はっぱにとびのったときに、ボールをはっぱより手前(てまえ)に表示(ひょうじ)するためにつかっています。

ボールをそうさできるようにしよう

ステージのどこかをタップ(クリック)したら、ボールがジャンプするようにしましょう。

ステージをタップ(クリック)したかどうかは、「もし<マウスがおされた>なら」であらわします。

マウスがおされたかどうかは、プログラムをうごかしているあいだずっとチェックするひつようがあります。「ずっと」ブロックでかこむのを、わすれないでくださいね!

上から見たジャンプ

上から見おろしているときのジャンプを表現(ひょうげん)するためには、スプライトの大きさをかえますよ。

  • だんだん大きくしたあと、もとの大きさにもどす

ジャンプしながらはっぱにとびのるために、yざひょうをふやしましょう。

  • yざひょうを(4)ずつかえる」を追加(ついか)する

ステージをタップ(クリック)すると、ボールがジャンプしてうごくようになりました!

でもこのままだと、ボールがはっぱからおちてしまいます。それは、はっぱがよこにうごきつづけているからです。


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ボールをはっぱにのせつづけるために、「どこかのばしょへいく」ブロックをつかいましょう。

はっぱにとびのることができたら、その「はっぱへいく」ようにします。するとボールは、はっぱと一緒(いっしょ)にうごきますよ。

  • 「もしマウスがおされたなら」の下に追加(ついか)する

ボールがはっぱの上にのるようになりました!

ボールが水におちたときと、ゴールについたときに、ゲームをとめるようにしましょう。

水におちたらコスチュームをかえよう

ボールがはっぱの上にジャンプできずに水におちたら、コスチュームを「おちた」にかえて、ゲームをとめます。

水におちたかどうかは、「水のいろ」でチェックしますよ。

()いろにふれた」ブロックのいろは、スポイトではいけいの水のいろをえらんでください。

ゴールについたら「やったね!」といおう

ボールがゴールについたら、「やったね!」といったあとに、ゲームをとめましょう。

ゴールについたかどうかは、「ゴールのいろ」でチェックします。

()いろにふれた」ブロックのいろは、スポイトではいけいのゴールのいろをえらんでください。

ボールが水におちたり、ゴールについたときに、ゲームがとまるようになりました!

このゲームでは、ゲーム中にボールの大きさをかえたり、コスチュームがかわるようにしましたね。このようなばあいは、スタートするときに大きさやコスチュームをリセットするようにしましょう。

リセットとは、さいしょの状態(じょうたい)にもどしておくことです。

リセットしておかないと、つぎにゲームをするときに、ボールの大きさがかわってしまったり、「おちた」コスチュームではじまってしまうことがありますよ。

さて、ジャンプゲームのプログラムがかんせいしました!でも、ブロックがずらりとならんで、見にくいですね。

ブロックていぎをつかって、スッキリとわかりやすいプログラムにかえましょう。

  • ジャンプ」…ボールをジャンプさせるブロックをまとめる
  • はっぱの上」…ボールをはっぱにのせるブロックをまとめる

ブロックていぎをつかうと、このように見やすくなりました!

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まとめ

今回(こんかい)は、上から見おろしてあそぶジャンプゲームをつくってみました。

上から見たときのジャンプは、スプライトの大きさをかえることで表現(ひょうげん)できましたね。

次回(じかい)は、プラットフォームゲームのつくりかたをしょうかいします。

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