スクラッチプログラミング - スプライトにセリフをいわせよう《ケーキをたべたいゾ〜》
スプライトにセリフをいわせる方法(ほうほう)をしょうかいします。ブロックに文字を入力(にゅうりょく)するだけでかんたんです!スプライトたちが会話(かいわ)をするプロジェクトをつくってみましょう。
サンプルさくひんを見てみよう
はじめに、スプライトがセリフをいうプロジェクト、《ケーキをたべたいゾ〜》をためしてみてください。
みどりのはたをタップ(パソコンではクリック)して、スタートです。途中(とちゅう)でとめるときは、あかいボタンをタップします。
ケーキとゾウさんが、おしゃべりしています。ゾウさんはケーキがたべられるとしって、うれしそうですね!
この記事(きじ)では、さいしょにセリフのブロックについて説明(せつめい)します。そのあと、スプライトたちが会話(かいわ)をするプロジェクトのつくりかたをしょうかいします。
セリフのブロック4つ
スプライトにセリフをいわせるブロックは、「みため」の中にあります。
ブロックの白いぶぶんは、タップ(パソコンではクリック)してへんこうできますよ。セリフはキーボードで入力(にゅうりょく)しましょう。数字(すうじ)はセリフの表示(ひょうじ)じかんです。
ブロックに入力(にゅうりょく)された文字が、「ふきだし」で表示(ひょうじ)されます。
つぎに、4つのブロックのちがいを見ていきましょう。
なにがちがうの?「2びょういう」と「いう」
「2びょういう」と「いう」では、ふきだしの表示(ひょうじ)じかんがちがいます。
- 「〇〇と2びょういう」
ふきだしは2びょうかん表示(ひょうじ)されたあと、きえる。 - 「〇〇という」
ふきだしは表示(ひょうじ)されつづける。けしたいときは、ほかのセリフのブロックをつかうか、ストップボタンをおす。
なにがちがうの?「いう」と「かんがえる」
「いう」と「かんがえる」では、ふきだしのかたちがちがいます。
- 「〇〇という」
こえに出しているようなかたちのふきだし。
- 「〇〇とかんがえる」
こえに出さずに、かんがえているようなかたちのふきだし。
以上(いじょう)で、セリフのブロックについての説明(せつめい)はおわりです。
プログラミングのじゅんびをしよう
ここからは、記事(きじ)のさいしょにあった、《ケーキをたべたいゾ〜》のつくりかたを見ていきましょう。
【スプライト】
・「Cake (ケーキ)」
・「Elephant (ゾウ)」
スプライトのえらびかたについては、『スプライトをえらぼう』をごらんください。
【はいけい】
・「Party (パーティー)」
はいけいのえらびかたについては、『ステージにはいけいをせっていしよう』 の記事(きじ)をごらんください。
【プログラムのないよう】
ケーキがゾウさんにはなしかけます。「たべる?」ときくと、ゾウさんはよろこんでへんじをします。「おいしそう〜」と、ゾウさんのうれしさがとまりません。
プログラミングしよう
ブロックをくみあわせて、プログラムをつくっていきましょう!
ケーキのプログラム
はたがタップされたとき、ケーキがセリフをいいます。
ケーキのスプライトをえらんでください。
つぎのようにブロックをくみあわせましょう。
- 「はたがおされたとき」
- 「(ケーキだよ)と2びょういう」
- 「(たべる?)と2びょういう」
ゾウのプログラム
ケーキのセリフがおわったら、ゾウがセリフをいいます。
ゾウのスプライトをえらんでください。
つぎのようにブロックをくみあわせましょう。
- 「はたがおされたとき」
- 「(4)びょうまつ」
- 「(うん、たべる!)と2びょういう」
- 「(おいしそう〜)とかんがえる」
「4びょうまつ」は、ケーキがセリフをしゃべっているじかんです。
「おいしそう〜」というセリフは、ストップボタンがおされるまできえません。
プログラムかんせい
おつかれさまでした!これでプログラミングはおわりです。
ふきだしの表示(ひょうじ)じかんや、かたちのちがいに注目(ちゅうもく)して、プロジェクトをたのしんでください!
【ケーキのプログラム】
【ゾウのプログラム】
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まとめ
今回(こんかい)は、スプライトにセリフをいわせるブロックについてしょうかいしました。
セリフは「ふきだし」で表示(ひょうじ)されます。しゃべることばや、ふきだしの表示(ひょうじ)じかんをじゆうにかえて、ブロックをつかってみてくださいね!
さて次回(じかい)は、 「座標(ざひょう)」についてしょうかいします。座標(ざひょう)のことがわかると、スプライトを表示(ひょうじ)する位置(いち)をきめたり、スプライトをちがうところへ移動(いどう)させることができますよ。
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