スクラッチプログラミング - ボールをバウンドさせよう
サンプルさくひんを見てみよう
今回(こんかい)は、ボールをバウンドさせる方法(ほうほう)をしょうかいします。
はじめに、下のプロジェクトをためしてみてください。ボールがはねかえってずっとうごきつづけますよ。
みどりのはたをタップ(パソコンではクリック)して、スタートです。とめるときは、あかいボタンをタップします。
かんせいプログラムは、このようになります。
つぎの順番(じゅんばん)で、プログラムのなかみを見ていきましょう!
1. ボールのスタートいちをきめる
はたがおされたときに、プログラムスタートです。ボールをステージのまん中に表示(ひょうじ)しましょう。
- 「はたがおされたとき」
- 「xざひょうを0、yざひょうを0にする」
ボールがステージのまん中に表示(ひょうじ)されました!
2. ボールをずっとうごかしつづける
「10ほうごかす」ブロックをつかって、ボールを「ずっと」うごかしましょう。
- 「ずっと」ブロックの中に「10ほうごかす」を入れる
ボールは、右へずっと移動(いどう)します。ステージのはしにぶつかって、うごきがとまっているようにみえますね。でもじっさいは、「ずっと」ブロックをつかっているので、プログラムはうごきつづけていますよ。
3. ボールをはねかえす
「もしはしについたら、はねかる」ブロックをつかって、ボールがステージのはしではねかえるようにしましょう。
- 「10ほうごかす」の下に、「もしはしについたら、はねかえる」を追加(ついか)する
ボールがステージのはしで、はねかえるようになりました!バウンドしたボールは、左右にずっとうごきつづけます。
でもこれだと、ボールはおなじところをいったりきたりするだけですね。
よこだけでなくステージ全体(ぜんたい)にボールを移動(いどう)させるためには、「15どまわす」ブロックをつかいます。
4. ボールのむきをかえる
「15どまわす」をつかって、うごき出すときのボールのむきをかえましょう。
スプライトのむきについては、『スプライトの「むき」をかえよう』で、くわしくしょうかいしています。
はじめのボールのむきは「90」です。そこから「15どまわす」ので、「105」のむきでボールがうごき出します。うごく方向(ほうこう)は右下のほうです。
- 「ずっと」の上に、「15どまわす」を追加(ついか)する
ボールがななめにうごき出すことで、ステージの中をあちこちに移動(いどう)するようになりました!ステージのはしではねかえるときに「むき」をかえながら、ボールはバウンドしつづけます。
5. ボールのむきを「90」にもどす
「90どにむける」ブロックで、さいしょのボールのむきを「90」にもどすようにしましょう。
- 「15どまわす」の上に、「90どにむける」を追加(ついか)する
むきを「90」にもどすのは、なんのため?
「15どまわす」でボールのむきをかえるのに、なぜ「90どにむける」をつかうのでしょうか?
それは、プログラムをスタートさせたときにいつでもボールがおなじむきでうごき出すようにするためです。
「90どにむける」をつかわないと、まえにうごかしたときのボールのむきがのこっているので、毎回(まいかい)ちがうむきにボールがうごき出しますよ。
6. プログラムかんせい
ボールをバウンドさせるプログラムができました!
この記事(きじ)のはじめにあるサンプルさくひんで、うごきをかくにんしてみてくださいね。
「きょうからはじめるスクラッチプログラミング入門」Pyxofy (著)
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まとめ
今回(こんかい)は、ボールをバウンドさせる方法(ほうほう)をしょうかいしました。
「もしはしについたら、はねかえる」ブロックをつかうと、ボールがステージのはしでバウンドします。うごき出すときのボールのむきをななめにすると、ステージ全体(ぜんたい)にあちこち移動(いどう)しますよ。
さて次回(じかい)は、ペイントエディターのつかいかたをしょうかいします。スプライトやはいけいをじゆうにえがけるようになりましょう!
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