スクラッチプログラミング - かくちょうきのう「ペン」のつかいかた

拡張機能(かくちょうきのう)の中から「ペン」をえらんで、あたらしいブロックを追加(ついか)してみましょう。「ペン」をつかうと、スプライトで線(せん)や絵(え)をかけるようになりますよ。

スクラッチプログラミング - かくちょうきのう「ペン」のつかいかた
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サンプルさくひんであそんでみよう

拡張機能(かくちょうきのう)の「ペン」についてしょうかいします。

「ペン」のブロックをつかうと、下のようなおえかきプロジェクトをつくることができます。

えんぴつのそうさほうほう

  • タブレット…画面(がめん)をゆびでタッチしてうごかす
  • パソコン…マウスでドラッグしてうごかす
  • いろをタッチ(クリック)すると、えんぴつのいろがかわる

(プロジェクトがひょうじされないばあいは、ScratchのPyxofyページをごらんください)

「かくちょうきのう」とは?

「かくちょうきのう」の「かくちょう」とは、「大きくひろげる」といういみ。

「Scratchでできることを、もっとひろげることができる機能(きのう)」のことです。

画面(がめん)の左下から、かくちょうきのうを見ることができます。

プログラミングページの左下に拡張機能をひらくボタンがある

かくちょうきのうをえらぶページがひらきました!今回(こんかい)は、「ペン」をえらびましょう。

拡張機能を選ぶページでは11の機能を選べる

ブロックパレットのいちばん下に「ペン」が追加(ついか)されました!

ブロックパレットにペンで使える緑色のブロックが9個並ぶ

ペンでせんをかいてみよう

ペンのブロックをつかうと、スプライトで線(せん)をかけるようになります。

ペンのじゅんびをする

さいしょに、ペンの「いろ」と「ふとさ」をきめましょう。

  • ペンのいろ」をきめる
はたがおされたときの下にペンの色を〜にするブロックをつなげる
  • ペンのふとさ」をきめる
ペンのふとさを〜にするブロックをつなげる

ペンのじゅんびができました!

ペンでかく

ペンでなにかをかくためには、かならず「ペンをおろす」ひつようがあります。ペンをおろしてから、スプライトをうごかしてみましょう。

  • ペンをおろす
  • 「どこかのばしょへいく」
ペンをおろすブロックとどこかのばしょへいくブロックをつなげる

ネコがうごいたところへ、線(せん)がかけました!

はたをおすたびに、ネコがうごいたところへ線(せん)がかかれます。

ネコが動いたところへ線が書かれている画像

ペンでかかない

ペンをおろしたままだと、うごいたところへかならず線(せん)がかかれます。かきたくないときは「ペンをあげる」ブロックをつかいましょう。

ペンをあげてからスプライトをうごかすと、線(せん)はかかれません。

ペンを上げてからスプライトをうごかすと線が書かれていない様子を表す画像

ぜんぶけしてから、かく

ぜんぶけす」ブロックをつかうと、線(せん)をすべてけすことができます。ステージをきれいにしてからプログラムをスタートさせるようにしましょう。

  • 「はたがおされたとき」の下に、「ぜんぶけす」を追加(ついか)する
はたがおされたときの下に全部消すブロックを追加する

はたをおすたびにステージをきれいにしてから、ペンでかけるようになりました!

スプライトをそうさして、じゆうにかいてみよう

えんぴつのスプライトをプログラミングして、ペンでえがくプロジェクトをつくってみましょう。

えんぴつのスプライトが選ばれている

ペンのじゅんびをする

ぜんぶけす」ブロックで、ステージをきれいにしてからはじめます。「ペンのいろ」と「ペンのふとさ」をきめましょう。

はたがおされたときの下にブロックを3つつなげてペンの準備をする

えんぴつをそうさできるようにする

えんぴつをじゆうにうごかせるようにしましょう。

  • タブレット…ステージをゆびでタッチして、えんぴつをうごかす
  • パソコン…マウスでドラッグして、えんぴつをうごかす

ステージをタッチ(ドラッグ)しているかどうかは、「もし<マウスがおされた>なら」であらわします。マウスがおされたかどうかは、プログラムをうごかしているあいだずっとチェックしますよ。

  • ずっと
  • 「もし<マウスがおされた>なら、でなければ」
マウスがおされたかどうかをずっとチェックするコードをつなげる

マウスのポインターへいく」をつかうと、タッチ(ドラッグ)しているばしょにスプライトが移動(いどう)します。

  • マウスのポインターへいく」を追加(ついか)する
もしならの間にマウスのポインターへ行くを追加する

ステージをタッチ(ドラッグ)して、えんぴつをうごかせるようになりました!

えんぴつをドラッグで操作するプログラム

えんぴつをうごかしているときに、かく

ステージをタッチ(ドラッグ)しているときに、線(せん)をかくようにしましょう。

  • 「マウスのポインターへいく」の下に、「ペンをおろす」を追加(ついか)する
ペンがおろされてえんぴつのスプライトから線が書かれている様子の画像

えんぴつをうごかすと、線(せん)がかけました!

でも、えんぴつのまん中から線(せん)が出ているのはヘンですね。えんぴつのさきで、かけるようにしましょう。

スプライトのちゅうしんをずらす

スプライトの中心(ちゅうしん)を、えんぴつのさきにあわせますよ。

  • コスチューム」をひらく
コスチュームタブをひらく
  • せんたくやじるしでドラッグして、えんぴつ全体(ぜんたい)をせんたくする
えんぴつ全体が選択されている状態
  • えんぴつをドラッグして、中心(ちゅうしん)をえんぴつのさきにあわせる
えんぴつの先が中心に合っている状態

えんぴつのさきでかけるようになりました!

えんぴつの先から線が書かれている様子の画像

えんぴつをうごかしていないときは、かかない

ステージをタッチ(ドラッグ)していないときは、かかないようにしましょう。

  • 「でなければ」の下に、「ペンをあげる」を追加(ついか)する
でなければの下にペンをあげるを追加する

えんぴつをうごかしているときだけ、かけるようになりました!

えんぴつの完成プログラム

(サンプルさくひんのプログラムをぜんぶ見たいかたは、 ScratchのPyxofyページから、「中を見る」でごらんください)

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まとめ

今回(こんかい)は、Scratchにある拡張機能(かくちょうきのう)のひとつ、「ペン」についてしょうかいしました。

ペンのブロックをつかって、スプライトで線(せん)をかいたり絵(え)をかくプロジェクトをつくってみてくださいね。

次回(じかい)は、ペンの機能(きのう)にある「スタンプ」ブロックについてしょうかいします。

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かんれんきじ

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